【新人さん向け】レジ接客講座[後編]~小銭を素早く出す方法~

前回はお札の素早いカウント方法を解説したこの企画。今回はお札よりも難易度が高いと思われる小銭を素早くカウントする方法を解説する。

技術の発展で最近は自動でお釣りを排出してくれる機械も普及してきたが、まだまだ手打ちのお店は多い。

手打ちでいかに素早く、かつ丁寧に接客をするか。その秘訣はコンビニ店員にあった。

 

【新人さん向け】レジ接客講座[前編]~お札を素早く出す方法~

 

スピードレジ

参考とする動画はこちらだ。

「スピードレジ」と題されたこちらの動画だが、写っているコンビニ店員の動きには良い点もあれば、悪い点もある。

彼のレジ捌きを研究して、レジスキルを一歩レベルアップしよう。

良いところ

お釣りの計算が素早くできている

彼がお釣りをレジから取り出すところを見てみると、小銭を取り出す指に迷いがないのがわかる。なぜこのような真似ができるのか。

答えは、お釣りの計算をレジを打ちながら行っていること。つまり、

代金[417円]に対しお客様から[502円]頂戴した。お釣りは[502円]-[417円]=[85円]だ。

という計算を、レジが開くよりも先にできているために、レジが開いて小銭の金額が画面に表示される前に小銭を取り出せるということだ。

計算を早くするのはレジ打ちを続けていれば自然とできるようになってくるだろうが、自分でもふだん買い物をするときなどにかごに入れた商品の金額を足し算したり、お釣りの金額を半端にしないように出すようにしたりして練習しよう。

次の手を予測しながら動いている

彼の最初の動きを見ればわかるが、彼はまずレジ袋に手を伸ばしている。

これはレジにお客様が来ることを予期して、滑りやすいレジ袋をあらかじめ出しておくことで次の工程を楽にしているのだろう。

また、特に小銭を渡すときがわかりやすいが、彼は

①代金を受け取る→②「502円頂戴いたします」→③レジに入力する→③お釣りを取り出す→④「85円のお返しです」

という5つの過程を、

①代金を受け取りながらお金を計算して「502円頂戴いたします」→②レジに入力する
→③お釣りを取り出しながら「85円のお返しです」

と、3つに省略していることがわかる。

これは、彼がレジの流れを体で覚えているので、常に次の手順を頭で考えられているからこそできることだ。

もし手順が頭に入っていなければ、一つの工程が終わってから次の工程を考えるという余計な時間が必要になる。レジを早く行うためには、まずはレジの流れを無意識にできるくらいに体で覚える必要がある

 

・足し算、引き算の訓練をしよう

・常に次の工程を考えながら動こう

 

悪いところ

トリプルカウントができていない

この悪いところは彼の良いところをすべて打ち消してしまうかもしれない。

彼は確かにすべての工程がスピーディだ。忙しいお客様がたくさん利用するコンビニの店員としては理想的だろう。

しかし、彼はお客様が差し出したお金をすぐに手に取ってレジに入れてしまうし、お釣りの金額の確認をお客様任せにしてしまっている。これでは、お釣りの金額を間違えてしまいかねない

①お札編でも紹介したが、レジはトリプルカウントが基本だ。

まずお釣りをレジのドロワーから出すときに、丁寧に一枚ずつ取り出す。これで1カウント目。

次に、自分の手元でもういちど枚数を確認。これで2カウント目。

最後に、お客さんと目を合わせて声に出しながら最終確認。これで3カウント目。

レジ精算で絶対的に求められることは、お客様が出したお金を正確に数えて、それをレジに打ち込むことに他ならない。第一に優先すべきことは、スピードよりも精度なのだ。

 

まとめ

とはいえ、スピードと精度は両立ができないというわけではない。少しでも工程と工程の間の余計な時間をなくすために計算を練習したり、次の工程のことを考えながら作業することはとても大事だし、小銭を取り出しやすいようにドロワーの中を整理しておくだとか、できることは他にもたくさんある。

精度を大切にしながら、できることからやっていこう。

 

Tom
TOM

レジで大切なこと、だいぶわかってきたね!

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