【実際の近隣飲食店火災から学ぶ】飲食店の火災を防ぐ方法と対処法 | マスタードTOM  

【実際の近隣飲食店火災から学ぶ】飲食店の火災を防ぐ方法と対処法

みなさん、寒くなって空気も乾燥してきましたね。

そんな時期に気をつけたいのが「火災」です。

乾燥しきっているとわずかな火種でも大きな火災に繋がりかねません。

そこで今回は飲食店に焦点を当てて、飲食店で働いている方向けに飲食店での火災を防ぐ方法ともし起こってしまった際の対処の仕方についてご紹介していきます。

飲食店で働いていない方でも家庭に活かすことができる点もあると思うのでぜひ一度ご覧になってみてください。

飲食店で火災が起きる原因

飲食店火災の52%は従業員の「うっかり」らしい

 

飲食店における火災は、そのほとんどが厨房のガス機器を火元として発生しています
その中でもガス機器の使用を「放置する・忘れる」ことによって発生した火災が全体の52%を占めるらしい。
その他の原因としては、「接炎する」が14%、「過熱(熱くなり過ぎる)」が13%、「伝導過熱」が7%と続くそう。

鍋を火にかけながらほかの作業をすることなんて日常茶飯事だし、それをうっかり忘れて、ふきこぼしてしまった経験を持つ料理人も多いことでしょう。
しかしこの“うっかり”こそが火災の一番の原因になっていることを忘れないようにしましょう。

清掃の怠りによる引火

店内の清掃が隅々まで行き届いていないが故に火災につながるといったケースも多くあります。

例えば以前大阪の焼き肉屋でお客さんがお肉を多く焼いて火がダクトまで燃え上がり、ダクト内のホコリに引火し火事になるというニュースがありました。

また清掃の怠りにより害虫が発生しやすくなり、害虫が電源コードを噛みちぎり火災につながったというケースも耳にします。

普段から火災の予防もしているという意識を持って店内の掃除をきちんとするようにしましょう。

後始末の知識不足

普段の生活ではなかなか出ないようなゴミの始末をすることが飲食店で働いていると多いと思います。
このゴミの正しい始末を知らないが故に火災が起こるというケースも多く見られます。

例えば缶やスプレーによる火災
廃棄する際に室内で釘を使ってスプレーに穴を開けガスが室内に充満し爆発につながるといった火災が2013~17年に計546件あったそう。
缶やスプレーの後始末は喚起の良い場所で行うようにしましょう。

また最近では天かすの処理の仕方によって火災が起きてしまうというニュースもありました。
熱を持ったままの天かすは1カ所に集めて置いておくと、余熱で燃え出すことがあるそうです。
冷え切った天かすでも余熱で再び熱を持つことがあるので①捨てたり調理場を離れたりする場合は、平たく置いて熱を発散させ、十分に水をかけ、冷えていることを確認する②大量に1カ所に集めない③通気性が悪く熱がこもる容器には入れないことを忘れないようにして処理するようにしましょう。

後始末の知識はこれ以外にも多く存在すると思います。
火災のニュースなどは注目して見て、自分のお店での対処方法を考えるようにしましょう。

火災への対処、消火方法

火災への正しい対処法

まずは火の広がり具合を確認してください。
火がすでに様々な場所に移って燃えている場合には既に時遅し。
自分だけでどうにかできる限界を超えているため、一目散に安全なところに避難してください。
そしてすぐに消防署と飲食店の責任者に連絡を入れるようにしましょう。

ここからは出火して間もないときの正しい行動についてご紹介します。

火があがっているのを見るとつい水をかけて火を消そうとしてしまいがちですが、実はそれは逆効果です。
そこに水をかけると爆発して火が広がってしまいます

マヨネーズをかけると鎮火するということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、正しい対処法ではないので勘違いしないで下さい。

一番良いのは小型の消火器をすぐ取れる場所に置いておき使用することです。
近くにない場合は濡らしたタオルを火の上に被せる、また火がそこまで強くない場合には蓋を閉めるとい

った対処の仕方もあります。

消火器の使い方

防災訓練などで使い方を教わっているとは思いますが、忘れてしまったという方も多いのではないでしょうか?
火の拡大を防ぐためにもあなた自身が行動できるように消火器の使い方をマスターしましょう。

消火器の安全栓を引き抜く

 

火事ということを周りに知らせつつ、消火器を持って火元からある程度離れた位置に移動します。

消火器のレバーについた一般的に黄色の「安全栓」を引き抜きます。

本体からホースを外す

レバーを強く握ると消火剤が噴出されます

天ぷら油などの火災では、高温の油が跳ねないよう周囲から徐々にかけたり、いったん壁に当てるなどして消火器を使いましょう。
炎が消えても消火剤がなくなるまで消火器を使い続けましょう。
逃げ道は必ず確保するようにしましょう。

参考動画はこちらから

【最終確認】火災を防ぐ3つのポイント

最後に東京消防庁が掲載する火災を防ぐ3つのポイントをお伝えします。
今回のまとめということで使わせていただきます。

引用 東京消防庁