本場メキシコ流、風船みたいに膨らむ「トルティーヤ」の作り方:「マサ」を使って本格タコスを作ろう | マスタードTOM  

本場メキシコ流、風船みたいに膨らむ「トルティーヤ」の作り方:「マサ」を使って本格タコスを作ろう

昨年末にもテレビで特集が組まれるなど、ブームの兆しが見え隠れするメキシコ料理。

タコスを筆頭にストリートフードとして名高いメキシコ料理、自宅でも作ってみませんか?

実はそんなに難しくない「トルティーヤ」のメキシコ流の作り方、お教えします。

お袋の味シリーズ第二弾、今度はギターの情熱的な音色にのせてお届けしましょう。

第一弾はこちら。

【決定版】本場イギリス流!エルダーフラワー「コーディアル」の作り方

メキシコ料理が次の流行り?

タコス人気の火付け役となった渋谷の「TACO BELL(タコベル)」に始まり、日本でメキシコ料理はそれなりに高い地位を獲得してきました。タコス以外にもブリトー、タコライスなどが有名ですが、どうやら今年は再ブームの兆しが見えているらしいのです。

いま、タコスはイタリアンや日本食、中華などと融合して独自の進化を遂げつつあります。

吉祥寺の【タコスショップ】では、なんとトルティーヤにキンピラを巻いたりするというので驚きです。その他にも、恵比寿の【KIYAS(キヤス)】ではイタリアンでキャリアを積んだシェフが作る見た目も美しい新世代タコスが話題となっています。

タコスという食べ歩きできるお気軽さ、味の可能性など、ストリートフード界に閃風を巻き起こしそうですね!

「キヤス 」のタコス。パクチーなど様々な食材を使っているヒトサラMAGAZINE

本格トルティーヤの秘密

さて、この記事はあくまで自家製トルティーヤ生地の作り方を紹介する記事。

メキシコ流の本場トルティーヤと日本で食べる味は何が違うのでしょうか?

ポイントは「トウモロコシ」

ご存知の方も多いと思いますが、トルティーヤの原料は小麦粉ではなく「トウモロコシ」です。一部小麦粉を使う地域もあるそうですが、本格的な味を追い求めるのであれば、トウモロコシ粉を用意しないではトルティーヤは語れません。

メキシコで使われるトウモロコシ粉は、「マサ」と呼ばれています。マサを使うことによって、独特の香ばしさを作り出すことができるのです。

さらに、実はマサは日本でもネット通販やスーパーで簡単に手に入れることができます。

スーパーにもよく売られているので、探してみてください。

本場メキシコのトルティーヤレシピをご紹介

それでは早速トルティーヤ生地の作り方を見ていきましょう。

今回ご紹介するレシピは、メキシコの超有名ユーチューバーである「Jauja Cocina Mexicana」さんの本格レシピ。

動画を日本語に翻訳していきます。

材料・道具(8枚分)

・マサ…山盛り1カップ
・お湯…1カップ半
・塩…ひとつまみ

・ボウル
・トルティーヤプレス(トルティエロ)
・フライパン(鉄製が望ましい)かコマル
・ナプキン

作り方

生地をこねる

まず、材料を全量ボウルに入れ、粘つかなくなるまで手でよくこねていきます。

こねることができたら、生地を15分~20分ほど休ませます。こうすることにより、柔らかく、しっとりとした仕上がりになります。

余熱〜成形

生地を休ませたら、フライパンを十分予熱します。中火で8分程度が目安です。

熱々の状態でなければ美味しく焼くことができないので、フライパンも火のよく通る鉄製のものを使うか、本場の道具であるコマルを使うと良いでしょう。

 フライパンを余熱にかけている間に、生地を8つに分けてそれぞれ丸く成型しておきましょう。直径2センチほどの玉にしていきます。このときなるべくきれいな球を作ることが、仕上がりをきれいに薄く伸ばすためのコツです。

さて、生地を丸くすることができたら、よく見るトルティーヤの形にしていく作業があります。
紙のように薄くすることが美味しく焼き上げる秘訣なので、トルティーヤプレス(トルティエロ)を使うのがベストですが、指で延ばすのもアリです。

トルティーヤプレスを使う場合は、ビニールで生地をサンドイッチしてから挟むと後片付けも楽になりますよ!

トルティーヤは温かいうちに食べるのが柔らかく美味しいとされています。
なので、メキシコの家庭では一枚一枚食べるときにプレスして焼くのが普通なんですよ。
これは指で延ばしていたらなかなかできない料理法ですね。

焼き上げる

さあ、生地を紙のように平たくすることができたら、やっとフライパンに載せて焼く作業をやっていきます。

工程は3手順。まず、生地をフライパンに載せてから、端が焼けたらすぐにひっくり返します。

ひっくり返したら次第に生地が膨らんでくるので、1分ほど焼いて、もう一度ひっくり返します。

これからが面白いところ。生地をやさしく指で押したら、動画のようにトルティーヤが丸々と膨らむのです。

実はこれ、なかなか難しくて、メキシコでは「トルティーヤを膨らませられればお嫁に行ける」ということわざがあるんだそうです! 面白い!

焼き方が下手だと、お嫁に行ってからもめごとの種になるからと、トルティーヤのつくりかたは花嫁修業のひとつになっているそうです。女の子が年頃になると、母親からトルティーヤのつくりかたが伝授されます。
引用:DELSOLE

生地を保温する

生地が膨らんだあとは、少しだけ焼いてから用意しておいた清潔なナフキンに移して包みます。

こうすることにより、冷めると堅くて美味しくなくなるトルティーヤを温かいままに保温することができます。

メキシコでは、温かいままトルティーヤを保存するための専用の容器もあります。日本では炊飯器やおひつなどに入れておくのもいいかもしれませんね。

完成!

これでトルティーヤの完成です。サラダなどを巻いてもよし、タコスにしてもよし。

香ばしいコーンの香りがあなたをメキシコの砂漠まで誘ってくれることでしょう。

まとめ

トルティーヤの作り方を、本場メキシコ直伝のレシピでご紹介しました。

ちなみに、トルティーヤの記事は真空パックに入れて冷蔵庫で保管すれば、10日ほど保存することができるようです。

これからビッグウェーブが来る(かもしれない)メキシコ料理の波に乗り遅れないよう、ぜひ自宅でも作ってみてくださいね!

 

トム

あのポケットは自然にできたものだったのか!